【前回の答え合わせ】お客さまを導くロードマップ


矢澤です!


先週、《アトリビューション》に関するブログを書き、そのアトリビューションのポイントってどこ?というお話を間違い探しならぬ正解探しという形式で説明させていただきました。

今回は前回の記事の続きです。


再度少しだけ説明させていただくと、目的を、「お客さまがいろんなお店に関する情報をいろんな方法で受け取り、来店→リピート→ファンになっていく」とした時に、そのポイントとなる部分、という形で説明をさせていただきました。


今回は、その《正解探し》の答え合わせです。


まだ前回ブログをお読みになっていない方はこちらからお読みください。


間違い探しならぬ正解探し!!お客さまがファンになるまでのロードマップ





読みましたか?

大丈夫ですか?

答え合わせしますよ?

正解の数、みなさん心の中に浮かんでますか???


浮かびましたか?

いいですか?

本当に浮かんでいますか?

いきますよ?




では、答え合わせです!!!

※緑のマーカー部分が答えです!!




|あるオフィスワーク系OLの日常



ある日、家に帰ったらポストにチラシが入っていました。【1】


なんでも、自宅の最寄り駅近くのエステサロンが、キャンペーンをやっているようです。

最近少し肩が凝っているのに加え、なんとなく身体の調子が優れず、ちょっとマッサージに行きたいな・・・なんて思っているところでした。

チラシを見ると金額的にはお手頃価格。【2】

更に、エキテン口コミランキング1位!!と表記【3】があり、信用もできそうだな、と感じました。
しかし、どんな施術をしてくれるのか、行ったらちゃんと自分の一番の悩みである右肩の関節あたりの凝りをしっかりほぐしてくれるのかどうか、イマイチよくわかりません。

写真的にもなんとなく明るい雰囲気【4】で、少し興味が湧いてきた上に、エキテン口コミランキング1位なんて書いてあるので、ちょっとスマホで見てみることにしました。

スマホでエキテン検索をすると、すぐに出てきました。口コミはある程度の数があり、確かに最寄り駅周辺では人気【5】がありそうです。でも、口コミの点数は全部5点で、なんだかちょっと怪しいな〜なんて感じました。

しかし、



「しっかりとカウンセリングで私の一番の悩みのポイントをしっかり聞いてくれて、っそこを中心にもみほぐしてくれました。」




なんて書いてあります。

もう少し見てみよう、と思い、詳しい場所などのページを見てみました。

すると、公式サイトのURLが載っていた【6】ので、ホームページを見てみることにしました。
でも、帰ってきたところですし、ちょっといったんスマホは置いておき、ひとまず夕飯を食べることにしました。

1時間後・・・

夕飯を食べ終わり、パソコンを開きました。
いつも通り、YOUTUBEでかわいい犬や猫などの動画を観るためです。





何の気なしに見ていると、スマホがブーッと鳴りました。
友達からのLINEでしたが、ロックを解除すると、さっき開きっぱなしにしていたエステサロンのホームページが出てきました。


「そういえばエステサロンさっき調べてたんだ」




と思い出し、友達にLINEを送ったあと、開いていたPCでさっきのエステサロンを調べてみることにしました。


すると、口コミに書いてあったとおり、カウンセリングでしっかり辛い部分を聞いてくれると書いてありました【7】
更に、肩こり専用のコースもあり、初回お試しのメニュー【8】もありました。
キャンペーンもやっているみたいですが、より自分に合いそうなのは肩こりコースだな、と思いました。
でも、どんな人がやっているサロンなんだろう、と見てみると、ちゃんとスタッフさんの写真が載っていました【9】

安心できそうな女性のセラピストさんでした。


「よし、ここにしよう!」




と思って、《WEB予約》のボタン【10】を押すと、予約ページに飛びました。
予約の方法も簡単だったので、ポチポチッと予約を完了させました。




〜数日後〜



予約当日、会社帰りです。
駅の近くで地図情報を確認しながら道を歩いて行くと、お店の看板【11】が出ていたので、すぐにつきました。
ホームページで見た雰囲気の通り、アジアンテイストで素敵な雰囲気です。

中に入ってみると、ホームページで見た素敵な内装。
出てきたセラピストの方も、写真の通り、良い雰囲気の方で、しっかりとしたカウンセリングで自分の感じているつらい場所も、原因からしっかり説明してくれました。
施術もそのカウンセリングにのっとり、満足な施術【12】をしていただくことができました。

更に、今のこのつらさが起こらないようにする日々の生活の簡単な注意点などをとても親身になって教えてくれました【13】

とても気さくな方で、身体の話だけではなく、生活の話など、まるで友達のようにざっくばらんなお話ができました。


まだまだ自分の身体のことを聞きたかったのですが、そんなこんなで帰りの時間になってしまいました。今回質問をしたことについてそれにお答えするブログ【14】を書いてみてくれるそうなので、それを出しているfacebookページにいいねをつける【15】ことにしました。

さて、お会計をしたのですが、レジの後ろにデカデカと、


「ホームケアにはこれ1本!!」




というポスター【16】が貼ってありました。

ついつい気になって、先ほどのホームケアのお話もあったので、聞いてみました。
聞いてみると、さっきの施術中に使っていたものとのことです。
すごく気になったのですが、今回は持ちあわせもなく、この後の予定もあったので断念しましたが、次回来た時には必ず買ってみようと思いました。




〜完〜





いかがでしたか?
みなさんご自身で考えていた回答とあっていましたか?

もうおわかりかと思いますが、答えは



16個でした!



では、ここから詳しく解説をしていきます!
ざっと今の16個を洗い出すと、以下の様になります。

【1】チラシ(アナログでの情報発信)
【2】引きのある情報の表示
【3】エキテンなどポータルサイトの利用
【4】写真でイメージを伝える
【5】ポータルサイトの内容を充実させる
【6】ホームページの用意(スマホ対応必須)
【7】ホームページで十分なコンセプトの提示
【8】ホームページで各コースの詳しい解説
【9】スタッフの顔が見えるように
【10】かんたんWEB予約方法の用意
【11】お店の看板
【12】お客さまを満足させる技術とその見せ方・伝え方
【13】お客さまの目線に合わせた接客対応
【14】ホームページ内でのブログ発信
【15】外部露出先(SNSなど)
【16】ポスターなど店内での誘導
(※赤字はこれまでのブログで書いてきた部分です。)

《関連記事》
※ホームページに穴をあけよう!!!ナニソレ?
※ホームページだけじゃない、お店を良くする導線が大切!
※続・ホームページに穴を開けよう!!〜どういう目で見てますか?〜
※終着点・ホームページに穴を開けよう!〜本丸に突撃〜

これらのアトリビューションポイントをわかりやすく並べ替えると、こんな感じです。



|1,アナログ戦略


【1】チラシ(アナログでの情報発信)
【2】引きのある情報の表示
【11】お店の看板
【16】ポスターなど店内での誘導



|2,外部サイトなどの利用


【3】エキテンなどポータルサイトの利用
【4】写真でイメージを伝える
【5】ポータルサイトの内容を充実させる
【9】スタッフの顔が見えるように



|3,ホームページの活用


【6】ホームページの用意(スマホ対応必須)
【7】ホームページで十分なコンセプトの提示
【8】ホームページで各コースの詳しい解説
【9】スタッフの顔が見えるように

【10】かんたんWEB予約方法の用意
【14】ホームページ内でのブログ発信



|4,対面での発信


【12】お客さまを満足させる技術とその見せ方・伝え方
【13】お客さまの目線に合わせた接客対応



|5,発信内容の露出


【15】外部露出先(SNSなど)



i-cueを利用している店舗様は3,4は既にクリアしている状態ですね。
ホームページの導線をしっかりと作り上げ、ブログで情報を発進しホームページ内にためておくだけでなく、facebookページでそのブログを露出させて、かつブログを書いていない時でもお店の情報を発進していらっしゃるかと思います。

しかし、今回の「オフィスワーク系OLの日常」の通り、お客さまが情報を受け取る場所はそこだけというわけではもちろんありません。
無数にあります。TVやラジオ、大手ポータルサイトや地域情報誌、ショップカードでも良いですし、NAVERまとめなどのまとめサイトを使って記事を発信していらっしゃる店舗様もいらっしゃいますよね。

どれを使っても間違いではありませんが、どのくらい意識をしていますか?
使っている媒体、発信方法を、どれくらい繋げて考えていらっしゃいますか?



|今回のまとめ


ただただ単発でお客さまを得るためにエキテンを使っているのでは全く意味がありません。ただただホットペッパービューティを使っているのでは意味がありません。ただただチラシを撒いても、ホームページを作っても、最早今の時代、どれか一つを見てご来店に至るなんてことはなかなかありません。

一つ一つをどこにつなげてご来店、ファンづくりまで導くのか。
いろんな発信媒体があり、それぞれに特長があります。
それらをうまくつなぎあわせて集客をしていくのが良い流れ!

これを作り上げていきましょう!



次回は今回ご紹介した、【1,アナログ戦略】【2,外部サイトなどの利用】【3,ホームページの利用】【4,対面での発信】【5,発信内容の露出】についてのの流れを店舗様目線で見た時の考え方を今回の例文を元にして考えたいと思います。


では、また次回!!

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