吉岡です!
今回は番外編ということで!
ノストラダムスの地球滅亡は来ないし、2015年にバック・トゥ・ザ・フューチャー2の世界が広がることは無さそうですが、これから3年以内に絶対に来ると思うITの未来について僕なりに書いてみたいと思います。
ポイントはすごくシンプルに3つだけです。
1.ウェアラブルデバイス
2.ビッグデータと人工知能
3.アート
この3つです!
「なんのこっちゃ」というような横文字が続きますが、気にせず書き進めてしまいます(笑)
|ウェアラブルデバイスって?
ウェアラブルデバイスなんて聞いても、パッとイメージが浮かばないかもしれません。
でもSF映画なんかで、コンタクトレンズ越しに映像や情報を写しだしたり、めちゃめちゃハイテクな腕時計なんかを見たことがある方も多いのではないでしょうか?
ウェアラブル=身に付けることができる
という意味です。
コンタクトレンズにしても、腕時計にしても、あるいは洋服なんかも、身に付けることができるアイテムです。
インターネットを利用する場合に、現在はパソコンやスマートフォン,タブレットを利用すると思いますが、
これから先の時代 これらのデバイスを「身に付ける」時代が来ます。
「身に付けるもの」がインターネットに接続できると、どのような便利な社会が生まれるのでしょうか?
この答えは、これからの未来に作られます。
でも今日のニュースで
耳が聞こえなくても大丈夫。会話に字幕が出るグーグル・グラス対応アプリ登場
という記事が紹介されていました。
商用化こそまだこれからですが、ウェアラブルデバイスを牽引しているのは間違いなく「グーグル・グラス」です。
このようなアプリケーションが実用化されれば、言語の壁の越えたコミュニケーションも活発化され、バベルの塔は完成するかもしれません。
また最近だと、Apple Watchも話題を呼んでいます。
https://www.apple.com/jp/watch/
Appleといえば、iPhone発売の際にジョブズが放った「携帯電話を再発明する」という発言もパンチがありましたが、これはまさしく「腕時計の再発明」でしょう。
ウェアラブルデバイスで紡ぐITの未来・・・想像するだけでもワクワクしますね!
|ビッグデータと人工知能
今では ビッグデータという言葉も、CMに登場するほどの単語になってきました。
「あらゆるデータを取得,保存」できるようになった、ITの発展そのものを表す素晴らしい出来事だと思います。
ではビッグデータとは何でしょうか?
ほんの半生記ほど前までは、データは紙に記録されるものでした。
感染病の原因を突き止めるための疫学的データから,産業革命以後の労働体系まで、すべてのデータは紙媒体に記録されるものでした。
うーん・・・今考えてみると、めちゃめちゃ面倒ですよね!(笑)
そうなると、「一部のデータ」で全体を予測する能力が必要になってきます。
こうした考え方をベースにした学問が「統計学」です。
「統計学」の考え方はシンプルで、
全体の中から無作為に抽出したサンプルから、全体の傾向を明らかにするために試算する学問です。
それがパソコン=ビッグデータの登場により、どうなったと思いますか?
パソコンで「すべてのデータ」を記録・計算して、全体の傾向すべてを判断することができるようになりました。
ここで登場した学問が、「データサイエンス」と呼ばれる学問です。
ビッグデータとはただの巨大なデータではなく、無数に存在するデータの中から「有用」なデータから傾向値を判断するための、すごく規模の大きな仕事なんです。
本来 統計を取っていなかった数値も取得できるようになったので、細かいデータから大きな問題を突き止める【データ分析能力】が非常に重要になってきています。
そんな時に登場した最強の発明が、【人工知能=AI】です。
皆さんは、ワトソンという人工知能をご存知でしょうか?
かのIBMが発明した人工知能で、クイズ王を打ち破ったニュースは 非常に話題になりました。
コンピューターは“ヒト”になれるか(前編)、IBMワトソンがクイズ王に勝てた理由
そしてこの最強の人工知能が、最近ビッグデータ解析用に実用化されつつまります。
その名も、「WATSON ANALYTICS」です。
ビジネス目線で見たビッグデータは無限の可能性が広がる一方で、人間への負荷は計り知れません。
人間には膨大なデータすべてを見ることはできませんし、結局どこかでドンブリ勘定になってしまう側面は否定できないと思います。
他方で、「ビッグデータ×人工知能」のコラボレーションは、使い道次第で今後のビジネス展開に大きな役立てが可能だと思います。
(※もちろん扱う人次第だと思いますが・・・)
データは、ビジネスの過去,現在,未来を示すにあたって【必要不可欠】な存在になっています。
今後も「データビジネス」と「データを使ったビジネス展開」は急速に拡大していくと思います!
|アート
最後にテクノロジーとは関係ない側面に見えますが、個人的にはこれが一番重要だと思っています。
「アート」という言葉は定義しづらいのですが、
僕は「なんだかよく分からないのに、感覚に訴えてくるもの」だと考えています。
▷Wordが普及するからこそ、手書きのお手紙は愛されます。
▷工場でお皿が大量生産されているからこそ、有田焼の価値は上がります。
▷デジタルミュージックが量産されるからこそ、生音バンドのライブの動員は増えます。
テクノロジーが発展するほど、アートの価値は高まります。
これは僕がずっと考えていたことです。進化は本質を見抜く力を与えます。
僕はこれから先、テクノロジーに依存するIT企業のほとんどは滅亡すると思っています。
そこにはアートが足りないからです。
なんやかやとテクノロジーの未来について偉そうに予測を立てていましたが、これはアートがある前提です。
つまりアートとは、店舗によるサービスであり,人柄であり,そして偶然起こるすべての出来事と言い換えることができます。
どんなにハイテクでも、アートが足りないと愛されることはありません。
機械相手のビジネスはあり得ないからです。どんな時もビジネスパートナーは人間です。
|まとめ〜テクノロジーとアートの未来 〜
本当にITの進化はめざましくて、 誰もが表現者になり得ることができます。
手前味噌ですが、僕の上司の杉木はまさしく表現者です(笑)
表現する方法があるからこそ、
・マーケットとテクノロジーを先読みする方法
・アート的な感覚
の両方は、これからの時代を生き抜く必須の能力になると思います。
本当に面白い時代だと思いますが、僕も時代の傍観者にはなりたくありません!
僕も参入して、時代に揉まれていく覚悟はあります!!
一緒に「面白い時代」を作っていくアーティストになりましょう!!
ということで…途中から完全に暴走してしまいました…!!(笑)
こんなにも自己満足なブログ記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます!m(__)m
いずれ「アートとデザイン」の違いについても論じたいと思います!!(^^)/