吉岡です!
最近こんなニュースが流れて、巷を賑わせました。
|セレブの画像が流出した「iCloud」、Appleがセキュリティ強化へ
iPhone, iPad, Macユーザーの中にも震撼した方もいると思いますが、
これはiCloudを利用していた海外セレブのプライベート画像がハッキング・流出した…というニュースです。
iCloudとは、Apple社が提供する「クラウドサービス」なのですが、
「クラウド」ってそもそも何なのでしょうか?
|クラウドとは?
クラウドとは、英語で雲を意味します。
ファイナルファンタジーでもそんな名前の主人公がいたような気がします。
インターネットにおける「クラウド」とはwikipediaによると、
うーん、なんだか小難しいですね。
このままではよく分からないので、お金に例えてみましょう。
「クラウド」の対義語の1つに「ローカル」という言葉があります。
「ローカル」は【タンス貯金】を意味します。
自分の部屋の中(パソコン,スマホの中=ローカル)に、モノを入れておく。
でもタンスの中は有限ですよね。
対して「クラウド」は【銀行】です。
【銀行】という場所に一時的に自分のモノを預け入れる・管理すること。
【銀行】の中はタンスよりも広いし、ある意味ではその容量は無限です。
なので自分で管理するリスクや,タンスの容量を気にせずに,
必要な時にすぐにお金を引き出せる手軽さ・操作性は【銀行】でないと成し得ないサービスです。
|銀行をクラウドに置き換える
では、銀行をクラウドに置き換えてみましょう!
前述の話を以下のように変換してみてください。
お金=データ
銀行=クラウド
タンス=ローカル(=自分のスマホやパソコンの中)
「お金を銀行に預けることで、いつでもどこでもお金を引き出すことができるし、泥棒が入っても全財産が無くなることはないね!」
⇒「データをクラウドに入れることで、いつでもどこでもデータを引き出すことができるし、携帯を無くしてもデータが無くなることはないね!」
ほら、なんとなく分かってきましたね!!
クラウドはインターネット上(=雲の上)にあなたのデータを預ける【銀行】のようなものです。
|クラウドってセキュリティ大丈夫なの?
実際のところ…ずばり大丈夫とは言えないです!
もう一度 「銀行のATM」を想像してみてください。
・ATMを壊してお金を盗んでいく強盗
・暗証番号とキャッシュカードを盗まれて、お金を引き落とされた
・オレオレ詐欺に遭った
など、ATMを媒介した犯罪行為は非常に多いと思います。
同じことは「クラウドサービス」でも十分に起こりえます。
例えば今回のセレブ写真流出に関しては、
・暗証番号を突き止められた
・iCloudへのハッキング攻撃が仕掛けられた(?)
など様々な憶測が取り沙汰されています。
バレやすい暗証番号を設定している人は、特に危ないです。
名前や誕生日など特定しやすいパスワードが推奨されていなかったり、
電話番号などで二段階認証が推奨されている理由は上記のような攻撃を回避するためです。
|クラウドサービスの将来
「クラウドサービス」=悪 は間違っています。
便利なものは、成熟するまでに諸刃の剣として、様々な問題を抱えます。
インターネットは急速に成長していますが、長年ネックだった容量の問題をクラウドが解消してくれました。
問題なのは、【使い方】だけです。
「クラウドサービス」を利用するエンドユーザーは、まさに僕達です。
僕達が【正しい使い方】でクラウドを利用して、クラウドを提供する企業側も正しい保守・管理ができていれば、より便利で良い社会を作り上げることができるのではないでしょうか?
テキトーに書き出してみたものの、思いのほか真面目で退屈な記事になってしまいました…。
次回は「クラウドサービス」含め、僕が全力でオススメしたいWebサービスを紹介したいと思いますので、ご期待ください!!